仕事探しをしていると、雇用形態が正社員・契約社員・派遣社員など書かれています。
今まで派遣社員で働いたことがない人だと、よく分からないので不安に感じると思います。
そこで長年、派遣社員として働いた経験からメリット・デメリットを紹介します。
メリット
非正規雇用の派遣社員にメリットなんてあるの?と思うかもしれません。
しかし、自分にあった自由な働きやすさを選ぶことができます。
働きたい条件で仕事を選べる
派遣会社のサイトで仕事探しをするときに、詳細な条件を設定して検索することができます。
たとえば、始業時間を遅めの10時スタートで残業なしの土日休みなどがあります。
それにより自分のライフスタイルに合わせた時間・場所・日数でプライベートを優先した働き方も可能です。
業務外の雑務は基本的にない
正社員の場合は本業務以外の雑務や昇格試験のための研修や試験などがあります。
しかし派遣社員は派遣契約書に記載されている業務以外は行ってはいけません。したがって雑務は基本的にありません。ただし契約書に記載があれば業務範囲内になります。
様々な経験を積むことができる
未経験でも応募可能な場合も多く、さまざまな職種にチャレンジできます。
また、複数の会社を渡り歩くことができるので、各会社のルールや多くの人間関係を築くスキルを身につけられます。
デメリット
もちろん派遣社員で働くことでデメリットもあります。
しかしメリットに感じる人もいるようです。
責任ある仕事は任せてもらえない
ある程度の期間や専門スキルを持って働いていると、自分で責任ある判断をしたいと思うことがあるかもしれません。
しかし派遣先企業からの指揮命令の元に業務を行うのが派遣社員なので、責任を伴うような範囲の業務はさせてもらえないのが実情です。
雇用や給料が不安定
契約も更新制で3ヶ月ごとなどに派遣先と本人それぞれ更新の意志確認が行われます。
ここで継続されない場合もあり雇用が不安定であるといえます。ただし本人が更新したくない場合、契約終了したいことをこのタイミングで伝えることができるメリットでもあります。
固定給ではなく時間給なので、働いた時間時間分だけが給料になります。つまり、大型連休のある月は大幅に給料が減ります。毎月安定した収入にはなりません。
同じ職場への派遣期間に上限がある
有期雇用の場合3年という派遣期間の上限があります。それを超えて継続することはできません。
派遣先と直接雇用か、派遣会社と無期雇用になれば同じ職場で働き続けることは可能です。
まとめ
派遣社員は雇用など不安定ではあります。しかしスキルさえあれば派遣社員として働き続けることはできます。
ライフスタイルや働き方にこだわりがあるのなら、派遣社員だったらピッタリの仕事がきっと見つかると思います。
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